軸受(ブラケット)図面を更新しました。
図面の表記に一部変更がありますので、ぜひご確認ください。
この機会に軸受について詳しくご紹介させていただきます!
1.軸受とは
軸受と聞くとベアリングやベアリング内蔵式のブラケットを想像する方が多いと思いますが、当社では軸受はエキスパンダーロールを取り付ける専用ブラケットを指します。エキスパンダーロールについてご存知ない方は、「エキスパンダーロール(EXP)とは」を一度ご覧ください。エキスパンダーロールについて詳しく紹介しています。
多くのロールはベアリング内蔵式のブラケットにて取り付けられており、軸と本体が共回転します。しかし、エキスパンダーロールは軸が固定であり、本体のみ回転する為、専用のブラケットを使用します。
2.軸受の機能について
エキスパンダーロール用軸受は「湾曲を吸収する機構」および「湾曲方向を調整する機構」を兼ね備えています。「湾曲を吸収する機構」は、具体的にはケーシング内に球面ブッシュを設けています。球面ブッシュはその名の通り球状の形なので、軸の湾曲に沿ってケーシング内で傾斜できる為、湾曲の緩衝が可能となります。またエキスパンダーロール取り付け後の湾曲方向はシワ取り効果に影響する要因の一つです。そのため、「湾曲方向を調整する機構」としてエキスパンダーロールの湾曲方向を調整できるよう軸受にウォーム機構を設けています。
3.軸受の種類
軸受は取り付け方法によって使い分けています。壁に取り付ける―フランジタイプ(写真①)と平面に取り付ける―ピロータイプ(写真②)があります。それぞれ軸径に対応するモデルが存在します。モデルによって取り付けピッチや芯高が異なるので、ご注意ください。
![]() |
![]() |
多くの軸受は鋳鉄で製作していますが、特殊な環境(真空、高温多湿、高酸性又は高アルカリ性など)での腐食を防ぐため、ステンレス製の軸受および表面処理を施した軸受もあります。
「エキスパンダーロールの取扱説明」には、軸受およびエキスパンダーロールの設置・取付方法の説明資料ありますので、ご自由にダウンロードしてください。湾曲方向を調整する実演動画もありますので、ご興味のある方はぜひ一度ご覧ください。なお、このページから軸径Φ50以下の軸受資料はダウンロードできます。それ以外の軸受資料およびRoll to Roll搬送途中でシワにお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
軸受(ブラケット)一覧
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
軸径φ60以上、特殊規格もありますので一度お問合せください。
お問合せ
フォームが表示されるまでしばらくお待ち下さい。
恐れ入りますが、しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合は、こちらまでお問い合わせください。